導入事例

高齢者見守り

島根県 奥出雲町 様

独居高齢者の生活シーンをバックアップ

 奥出雲町では、町内全域に敷設された光ファイバー網を活用し、独り暮らしの高齢者等を対象に操作が簡単で高画質の多機能テレビ電話端末「万事万端」が設置されました。コールセンタを中核として、様々な支援者が集い、従来家族が担ってきた生活支援機能を地域全体でカバーし、日常的な高齢者見守り、健康管理、買物支援等を充実させ、明るく元気なお年寄を増やす高齢者支援ネットワークが運用されています。また、地域外に在住の家族向けには、テレビ電話での通話はもとより、安否確認のメール送信機能やデジタル写真立て機能を提供して、支援の輪に加わってもらっています。


 ※島根県奥出雲町役場のホームページへ

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福岡県久留米市 寺子屋工房 様

テレビ電話でお便り(声がけ)サービス

 身体障がい者の就労訓練を行う社会福祉法人 寺子屋工房では、厚生労働省「平成20年度社会福祉推進事業」採択を受け、「お便りサービス」事業を始めました。この事業は原則として身体障がい者が平日に一回、地元とその周辺に住む一人暮らしの高齢者のお宅にテレビ電話をかけて安否確認を行い、話し相手になるというものです。その他にも、テレビ電話に接続した在宅健康監視装置を使って、血圧と心電図を測定し、テレビ電話端末経由でサーバへデータを送ります。送られたデータは、テレビ電話端末で、グラフなどの形式で表示することができます。また、健康相談を実施する医療機関でも同じデータを見ることができるので、データを基に適切なアドバイスを受けることができます。


在宅健康監視装置 心電図測定中

心電図


血圧グラフ

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高齢者居宅安定化事業

岡山県 笠岡第一病院 様

自活を求める高齢者をフォロー

 笠岡第一病院では、国土交通省「平成21年度高齢者居住安定化モデル事業」の採択を受け、先導的な高齢者専用賃貸住宅の整備を行いました。高齢者集合住宅の各戸と病院にテレビ電話端末を設置。病院から離れた場所に位置する高齢者集合住宅の各戸からは、テレビ電話でいつでも病院の受付へ相談や緊急通報を行うことができます。平時は、バイタルセンサーにより測定されたデータの履歴情報を基に、健康管理を行うことができます。


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遠隔医療

岡山県 新見市 様

テレビ電話を活用した遠隔医療

 合併によって広大な市域となった岡山県新見市では、集落が点在し、高齢化も進展しています。にもかかわらず、医療機関は市の中心地に集中するため、高齢者にとって通院診療には限界があり、加えて、専門医不足も著しいために、在宅療養者への効率的で効果的な遠隔対応が求められているのが現状です。この問題を解決すべく、テレビ電話を活用した遠隔医療の実証事業が行われています。
 新見市市内の病院、診療所及び介護施設にテレビ電話端末を設置、在宅訪問看護師が、テレビ電話端末をアタッシュケースに埋め込み持ち運び可能とした端末(医心伝信)を患者宅に持ち込みます。患者宅でインターネット回線に接続し、病院及び診療所にいる医師とテレビ電話をつなぎ、医師からの指示を遠隔で仰ぎながら必要な措置を行っています。


持ち運び可能な端末(医心伝信)

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手話コミュニケーション

島根県 松江市 様

テレビ電話を活用した手話コミュニケーション

 島根県松江市では、市役所障害者福祉課と松江市立病院にテレビ電話端末を設置しました。これまで、手話通訳者が定期もしくは依頼により私立病院を訪問し、聴覚障がい者の問診を支援していましたが、テレビ電話の導入により、テレビ電話を通していつでも容易に手話通訳ができるようになりました。これにより、聴覚障がい者、手話通訳者ともに負荷が大きく減りました。また、松江市では、「日用生活用具給付制度」が適用され、テレビ電話端末購入の補助を受ける事が可能となっています。


テレビ電話を使用した手話による会話風景

テレビ電話端末が設置された総合案内所


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